日経平均VI先物指数 ETN(銘柄コード2035)の今後の見通しを予想

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日経平均VI先物指数 ETN(2035)の今後の見通しを予想

日経平均VI先物指数 ETN(銘柄コード2035)は、毎年値を下げ続けています。
長期保有しておけば、数年後には価格が上昇していくのでしょうか?

そこで、この疑問を解決すべく、日経平均VI先物指数 ETNの見通しを、以下の点から調べました。


日経平均VI先物指数 ETNの過去のチャート

日経平均VI先物指数 ETNは、2013年4月19日に上場しました。では、サービス開始から2017年5月までの、日経平均VI先物指数 ETNの過去の値動きをチャートで見てみましょう。

日経平均VI先物指数 ETN チャート

上のチャートからは、時間の経過とともに日経平均VI先物指数 ETNが小さくなっていることがわかります。

2013年4月19日に98000でスタートした指数は、2013年9月に最高168000まで上昇したものの、約4年後の2017年5月18日には、6680と、10分の1以下まで下がっています。

日経平均VI先物指数 ETNが企業の株価であれば、売買も多めですし、これだけ下がれば今後は上昇するかもしれません。

※日経平均VI先物指数 ETNの2017年5月18日売買代金は、4285万円で第44位(全ETF・ETN199銘柄中)です

では、日経平均VI先物指数 ETNは、今後本当に上昇が期待できる銘柄なのでしょうか?
そこで、日経平均VI先物指数 ETNは何に連動するのか調べてみました。


日経平均VI先物指数 ETN(2035)は何に連動する?

日経平均VI先物指数 ETNは、株と同じように銘柄コードがつき、証券会社で売買できますが、企業の株価ではありません。

簡単に言うと、日経平均VI(ボラティリティインデックス)の先物に連動します。日経平均VIは、平常時は低い値で、日経平均の暴落時は逆に暴騰します。

上のチャートでは少しわかりにくいのですが、2015年8月に起こった中国初の世界同時株安では、日経平均VI先物指数 ETNは22200→28750まで上がりました。


日経平均VI先物指数 ETN(2035)が下がり続ける理由

日経平均VI先物指数 ETNは、日経平均VIの先物に連動するという話でした。
日経平均VIについては、先ほどの説明で暴落時に上がるものと理解できたと思います。

実は、日経平均VI先物指数 ETNは、日経平均VIに連動するからでなく、日経平均VIの「先物」に連動するために、下がり続けるのです。

先物とは、将来の売買についてあらかじめ現時点で約束をする取引です。そして、売買できるのは、「将来」が来るまでです。

例えば、2月1日(今日)、3月1日(将来)のVIX指数を売買するという感じです。そして、3月1日のVIX指数を売買できるのは3月1日までです。
(なお、取引できる期限(3月1日)は、先物の世界で限月といいます。)

日経平均VIは、日経平均が暴落すると上がります。逆に、平常時は下がります。
つまり、平常時は3月1日に近づくほど、暴落の可能性が低くなりますので下がります。

そして、3月1日が来ると、次の先物(限月4月1日)に乗り換えます。
これで、限月(取り引き期限)がさらに1か月先延ばしになります。
将来が4月1日になった日経平均VIは、将来が3月1日の日経平均VIより、1か月多くの期間があるため、株価暴落のリスクも高くなります。

そのため、
 限月4月1日の日経平均VIの価格 > 限月3月1日の日経平均VIの価格
と、下図のようになります。

日経平均VI先物指数 ETN(2035)イメージ図

上図の場合では、
3月1日:90に下がった限月3月1日の日経平均VIを売却、限月4月1日の日経平均VIを100で購入
4月1日:90に下がった限月4月1日の日経平均VIを売却、限月5月1日の日経平均VIを100で購入
となります。

つまり、低くなった日経平均VIを売り、高くなった日経平均VIを買うため、毎月損失が発生します。これが、日経平均VI先物指数 ETNの価格に反映され、価格が徐々に下がっていきます。

本当はもっと複雑な計算ですが、イメージはそんな感じです。


日経平均VI先物指数 ETN(2035)の今後の見通しは?

将来の日経平均を予測することは不可能ですが、日経平均VI先物指数 ETNの今後の見通しは、ある程度予想することができます。

下の表は1年単位で区切った、日経平均VI先物指数 ETNの推移です。

日経平均VI先物指数 ETN(2035)1年単位での下落率
日経平均VI先物指数 ETN
1月1日の価格
日経平均VI先物指数 ETN
12月31日の価格
1年間の下落率
2014年 119900 62700 47.7%
2015年 63700 23040 63.8%
2016年 23330 14970 35.8%
2017年 14700 2523 82.8%

このように、日経平均VI先物指数 ETNは毎年順調に下落していることがわかります。
また、2014年~2017年の年間平均下落率は57.5%です。

これら過去の統計から、2018年は1月1日の価格2490から、
2018年12月31日には、
・最小の下落(下落率35.8%)で1599まで
・最大の下落(下落率82.8%)で428まで
・平均(下落率57.5%)で1058まで
下落すると思われます。


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