VIX指数取り扱いCFD業者(証券会社)の価格調整額の比較と回避法2つ

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VIX指数取り扱いCFD業者(証券会社)の価格調整額比較と回避法

VIX指数の価格調整額とは

価格調整額は、投資対象資産が先物のCFDに発生する調整額です。
VIX指数は先物ですので、価格調整額が発生します。

一般的に先物取り引きには期日があり、期日以降は取引ができなくなってしまいます。
一方で、CFDには期日がありません。

そこで、参照しているVIX指数先物が期日をむかえる前に、VIX指数先物の価格を期近※1から期先※2へ変更する必要があります。
※1 期近:取引期日が近い先物
※2 期先:取引期日が期近より1つ後の先物

VIX指数先物の期日前後での価格変更に際して、期近と期先は価格が異なっているのが通常です。そのため、CFDが参照するVIX指数先物を期近から期先に変更すると、CFD業者が提示するVIX指数の価格も変わっています。

つまり、価格調整額は、CFDが参照するVIX指数先物を期近から期先へ切り替えたことによって生じるCFDポジションの評価損益を調整するためのものです。


VIX指数取り扱いCFD業者(証券会社)の価格調整額を比較

現在、以下のCFD業者でVIX指数の取り扱いが可能です。

そこで、GMOクリック証券CFDとIG証券CFDの価格調整額を比較しました。

IG証券CFD
価格調整額の発生はありません。
その代わり、CFDでもVIX指数の取り引きには期日があり、決められた期日内に、保有したVIX指数を売却する必要があります。
最長保有日数は2か月です。

GMOクリック証券CFD
月に1回、価格調整額が保有するVIX指数に発生しますが、取り引きに期日はなく、無期限に保有できます。

GMOクリック証券CFDの過去のVIX指数価格調整額
GMOクリック証券CFDは、2016年8月22日からVIX指数の取り扱いを開始しましたので、取扱開始日から現在までの価格調整額を紹介いたします。

GMOクリック証券CFD VIX指数 価格調整額の推移
 発生日  VIX指数 買い
価格調整額
VIX指数  売り
価格調整額
2016年 9月14日 -544円 +544円
 10月12日 -961円 +961円
 11月9日 -861円 +861円
 12月14日 -2246円 +2246円
2017年 1月11日 -1961円 +1961円
 2月8日 -1555円 +1555円
 3月15日 -1281円 +1281円
 4月12日 +1481円 -1481円
 5月10日 -1097円 +1097円
 6月14日 -865円 +865円
 7月12日 -996円 +996円
 8月9日 -1493円 +1493円
 9月13日 -1549円 +1549円
 10月11日 -1596円 +1596円
 11月8日 -1616円 +1616円
 12月13日 -1620円 +1620円
 2018年 1月10日 -1114円 +1114円
 2月7日 +3860円 -3860円
 3月14日 +106円 -106円
 4月11日 +652円 -652円
 5月9日 -844円 +844円
 6月13日 -1049円 +1049円
 7月11日 -784円 +784円
 8月15日 -387円 +387円
 9月12日 -1089円 +1089円
 10月10日 +1845円 -1845円
 11月14日

上の表の価格調整額は、VIX指数の10倍のCFD価格を保有した時につく金額です。
例)VIX指数=16.0のとき、10倍のCFD価格は160ドルです。

GMOクリック証券CFDでは、上の表で示されるように、VIX指数を「買い」で保有していると、マイナスの価格調整額が発生してしまいます。

そのような事態を防ぐために、2つの方法があります。


GMOクリック証券CFDのVIX指数 価格調整額回避法1

1つ目は価格調整額が発生する前にVIX指数を売却し、発生後に買い戻す方法です。

この方法であれば、売却した価格で買い戻すことから、CMOクリック証券CFDに余計な手数料を落とさず、さらに価格調整額も支払わず、VIX指数を保有し続けることができます。

例)2016年12月14日発生の価格調整額回避法
手順1.12月15日の朝6:15までにVIX指数を売却(売却時のレートは14.0)
(12月15日の朝6:15~8:00のメンテナンス直後に価格調整額が口座に反映されるため)
手順2.12月15日の朝8:00以降、VIX指数を14.0で指値注文

※サマータイムでは、5:15までに売却します
(サマータイムのメンテナンス時間(取引できない時間)は朝5:15~7:00のため)
サマータイム:3月第2日曜日~11月第1日曜日
標準時間:11月第1日曜日~3月第2日曜日

また、VIX指数は通常10~20の間を推移しているため、売却した価格で指値注文しても、比較的簡単に約定します。

VIX指数 価格調整額回避法1のメリット・デメリット
メリット
・手数料、価格調整額の発生なし

デメリット
・月1回買い直す作業が必要
・売却した価格までVIX指数が下がるまで、時間がかかる可能性がある


GMOクリック証券CFDのVIX指数 価格調整額回避法2

2つ目はVIX指数「買いポジション」と同額の「売りポジション」をずっと保有する方法です。

VIX指数の価格調整額は、過去のデータからわかるように、買い+売り=0円です。
つまり、売り・買い両方のVIX指数を保有している間は、価格調整額が発生しないのと同じ状況になります。

例えば、VIX指数が15の時に、買いポジションと売りポジションを同時に保有します。

そして、例えばVIX指数が20になったら、買いポジションだけ売却して利益確定、売りポジションは保有したままにします。

また、VIX指数が15まで下がったら、買いポジションを保有し、20になったら利益確定します。
(この間、売りポジションはずっと保有しっぱなしです。)

こうすることで価格調整額を気にすることなく、VIX指数の上昇を気長に待つことができ、買いポジションの売買だけ(売りポジションは保有しっぱなし)で利益を積み上げていくことが可能です。

VIX指数 価格調整額回避法2のメリット・デメリット
メリット
・手数料、価格調整額の発生なし

デメリット
・VIX指数買いの価格調整額がプラスになった時は、「買いポジションだけ保有する方がよかった」ということになる

どちらの価格調整額回避法もデメリットはあるものの、VIX指数の上昇チャンスを逃したくない場合は、回避法2の売り・買い同時保有をおすすめします。


GMOクリック証券CFD

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