日経平均ベア2倍上場投信(1360)の空売り(売り建て)で稼げる?

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著者:VIXパンダ 更新日:2020年11月23日

日経平均ベア2倍上場投信(1360)の空売りで稼げる?

日経平均ベア2倍上場投信(1360)の過去のチャート

下の図は、日経平均ベア2倍上場投信の2014年11月~2021年11月までのチャートです。

日経平均ベア2倍上場投信(1360) チャート

このチャートから、日経平均ベア2倍上場投信は毎年確実に下がっているのがわかります。

日経平均ベア2倍上場投信は、日経平均株価の前日比変動率のマイナス2倍に連動します。
つまり、日経平均株価が下がれば、その2倍上昇します。
逆に、日経平均株価が上がれば、その2倍下落します。

※ベア型:相場が下落しているときに利益が出るように設計された商品

ベア型の商品を2営業日以上保有した場合、複利効果により原指標に対する倍率は変動します。
そのため、保有する期間が長いほど、インバース効果が逓減していく→価格が下がるという特性があります。

「価格が下がることがわかっているのなら、売りから入ればもうかるのでは?」
と考えた方もおられるかもしれません。

実は、日経平均ベア2倍上場投信は、売りから入ることも可能です。


日経平均ベア2倍上場投信(1360)を空売り(売り建て)できる・できないの確認方法

日経平均ベア2倍上場投信を空売りする場合、「信用取引」という制度を利用します。
信用取引:証券会社からお金を借りて、持っている資金以上の投資を行うこと

調べてみると、2021年11月23日時点で、日経平均ベア2倍上場投信の空売りができました。

希望の銘柄が空売りできるかどうかのチェックは、各証券会社で銘柄コード検索(今回は1360で検索)して、「貸借」と書いていれば空売り可能です。

下の画面は、SBI証券で日経平均ベア2倍上場投信が空売り可能かチェックした結果です。


日経平均ベア2倍上場投信は、「貸借」と書かれていますので、空売りできます。


日経平均ベア2倍上場投信(1360)を空売り(売り建て)する時のコスト

ETFの売り建ては信用取引でしかできません。
信用取引で売り建てする際、通常の売買手数料以外に、以下のコストが発生します。

金利(貸株料):お金を借りて取引を行うため、信用取引の買い建てでは証券会社に対して金利を支払います。売り建ての場合は貸株料を支払います。
逆日歩(ぎゃくひぶ):売り建てが多すぎて株が不足した時に追加でかかる費用です。

どちらも保有している間は毎日発生します。
金利は証券会社によって異なりますが、どこも大体3%前後です。

逆日歩は銘柄や日によって異なります。

日経平均ベア2倍上場投信(1360)の逆日歩について証券会社に確認しましたが、2019年3月~2020年4月2日まで1年ほど発生していないとのことでした。

日経平均ベア2倍上場投信(株価899円)を100株売り建て時保有コスト


   1日当たりの保有コスト
 金利(貸株料)  899円×100株×3%÷365日=7.38円
 逆日歩 0円×100株=0円
 合計  7.38円

日経平均ベア2倍上場投信100株に対して1日7.38円のコストがかかります。
このほか、
事務管理費(新規建約定日から1カ月経過ごと):1株当たり11銭(税込)
※100円に満たない場合は110円(税込)、1,000円を超える場合には1,100円(税込)とします。
がかかります。

このように、保有中はコストがかかることがわかります


日経平均ベア2倍上場投信(1360)信用取引時の注意点

ETFの売り建ては、信用取引でしかできません。

日経平均ベア2倍上場投信(1360)の信用取引をする際、例えば、最大手証券会社のSBI証券では制度信用取引(返済期限6か月)のみの取引となり、保有期限があります。

保有期限を過ぎても持っていたら、証券会社のオペレーター対応で決済され、決済費用を請求されますので注意が必要です。


結論

日経平均ベア2倍上場投信(1360)を信用取引の売り建てで保有する場合、保有期限があります。また、保有中は継続してコストがかかります。

ただし、別のVIX指数で売りから入る場合は保有期限がなく、保有コストもかかりませんので、安心して長期保有できます。
VIX指数(売り)を長期保有して安定収入を得る投資法


VIX指数ETF・ETNの空売り方法


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