日本の株が下がると上がる日経平均VI先物指数 ETN(2035)最高値・最安値は?

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更新日:2020年2月12日 著者:VIXパンダ

日経平均VI先物指数 ETN(銘柄コード2035)

日経平均VI先物指数 ETNとは

VIX指数がS&P500に対するボラティリティ指数なのに対し、日経平均VI先物指数は、日経平均株価に対するボラティリティ指数です。

日経平均VI先物指数は平常時では低い値で推移し、日経平均株価が暴落すると日経平均VI先物指数は暴騰します。

なお、ETNは「上場投資証券」or「投資連動証券」と呼ばれる、東証に上場している商品です。
ETNはETFと違い、裏付けとなる現物資産を持たないため、分配金が投資家に支払われることはありません。そのため、売却益のみを狙う商品になります。


日経平均VI先物指数 ETNの過去のチャート

日経平均VI先物指数 ETNは、2013年4月19日からサービスを開始しました。下の図は、サービス開始から2017年4月までの、日経平均VI先物指数 ETNの過去の値動きを示したチャートです。

日経平均VI先物指数 ETN チャート

上のチャートから、日経平均VI先物指数 ETNは、時間の経過とともに値が小さくなっていることがわかります。

2013年4月19日に98000でスタートした指数は、約6年半後の2019年12月には、100分の1以下の560まで下がっています。

VIX CBOEボラティリティ指数や、VIX CBOEボラティリティ指数3ヶ月と違い、平常時に10~20の間を推移しているわけではありません。

日経平均VI先物指数 ETNは先物を投資対象としています。そのため、VIX指数と同様にコンタンゴが起きやすくなり、長期保有していると徐々に価格が下がってきます。
コンタンゴとは


日経平均VI先物指数 ETNの最安値と最高値

過去のVIX短期先物指数の最安値は2019年12月に記録した491、
一方、最高値は2013年9月に記録した168000です。

日経平均VI先物指数 ETNの年間4本値
始値 最高値 最安値 終値
2013年 98000 168000 91800 118100
2014年 119900 130400 49700 62700
2015年 63700 64600 22200 23040
2016年 23300 47000 13820 14970
2017年 14700 14700 2375 2523
2018年 2490 3150 1356 2096
2019年 2170 2273 491 504

このように、日経平均VI先物指数 ETNを年間4本値でみると、最高値、最安値とも年を追うごとに、どんどん下がってきていることが分かります。
※VIX短期先物指数は2013年4月19日からサービスが開始されました。


日経平均VI先物指数 ETNの取り引き方法

日経平均VI先物指数 ETNは、個別株を取り扱う全ての証券会社で取引することが可能です。

ただし、過去のチャートを見て分かるように、どんどん値が下がってきていますので、中長期での保有はオススメできません。

また、これだけ順調に下がっていることから、空売りして稼げないか調べましたが、空売りできない銘柄でした。
日経平均VI先物指数 ETN(2035)の空売りで稼げる?

日経平均VI先物指数 ETNよりも、長期保有可能でリスクヘッジに向いたボラティリティ指数が存在しますので、そちらでの投資をオススメします。
リスクヘッジに利用できるVIX指数


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