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更新日:2021年11月23日 著者:VIXパンダ
日経平均ベア2倍上場投信(銘柄コード1360)
日経平均ベア2倍上場投信とは
VIX指数がS&P500に対するボラティリティ指数なのに対し、日経平均ベア2倍上場投信は、日経平均株価に対するボラティリティ指数です。
日経平均ベア2倍上場投信は、日経平均の日々の騰落率のマイナス2倍となるよう計算された指標です。
クマが獲物に攻撃する際、「爪を振り下ろして戦う」=「相場下落」というイメージから、ベアと呼ばれています。
そのため、日経平均ベア2倍上場投信は平常時では低い値で推移し、日経平均株価が暴落すると暴騰します。
日経平均ベア2倍上場投信の過去のチャート
日経平均ベア2倍上場投信は、2014年11月11日からサービスを開始しました。下の図は、サービス開始から2021年11月までの、日経平均ベア2倍上場投信の過去の値動きを示したチャートです。
上のチャートから、日経平均ベア2倍上場投信は、時間の経過とともに値が小さくなっていることがわかります。
2014年11月11日に9900でスタートした指数は、約7年後の2021年11月には、10分の1以下の920まで下がっています。
このように、日経平均ベア2倍上場投信は、VIX CBOEボラティリティ指数や、VIX CBOEボラティリティ指数3ヶ月と違い、平常時に10~20の間を推移しているわけではありません。
日経平均ベア2倍上場投信の最安値と最高値
過去の日経平均ベア2倍上場投信の最安値は2020年に記録した1189、
一方、最高値は2014年に記録した10060です。
始値 | 最高値 | 最安値 | 終値 | |
2014年 | 9900※ | 10060 | 8620 | 9180 |
2015年 | 9180 | 9960 | 5930 | 6550 |
2016年 | 6550 | 9870 | 4565 | 4675 |
2017年 | 4675 | 5070 | 2941 | 2966 |
2018年 | 2966 | 3750 | 2381 | 3550 |
2019年 | 3550 | 3595 | 2051 | 2195 |
2020年 | 2195 | 4180 | 1189 | 1189 |
このように、日経平均ベア2倍上場投信を年間4本値でみると、最高値、最安値とも年を追うごとに、どんどん下がってきています。
※日経平均ベア2倍上場投信は2014年11月11日に上場しました。
日経平均ベア2倍上場投信の取り引き方法
日経平均ベア2倍上場投信は、個別株を取り扱う全ての証券会社で取引することが可能です。
ただし、過去のチャートを見て分かるように、どんどん値が下がってきていますので、中長期での保有はオススメできません。
また、これだけ順調に下がっていることから、空売りして稼ぐことは可能か調べました。
→日経平均ベア2倍上場投信(1360)の空売りで稼げる?
なお、長期保有可能でリスクヘッジできる商品をお探しの場合、日経平均ベア2倍上場投信よりもボラティリティ指数をおすすめします。
→リスクヘッジに利用できるVIX指数
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