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著者:VIXパンダ 更新日:2020年12月15日
Nifty50とは?CFD・ETF・投資信託のうちベストな投資先は?

目次
- Nifty50(インド株価指数)とは
 - Nifty50の過去10年チャート
 - Nifty50への投資にリスクはある?
 - Nifty50への投資はCFD・ETF・投資信託のどれがベスト?
 - Nifty50をCFDで取引するメリット・デメリット
 - Nifty50(インド株価指数)での取引の流れ
 
1.Nifty50(インド株価指数)とは
Nifty50(インド株価指数)とは
Nifty 50指数は、インドを代表する株価指数です。
    インドのナショナル証券取引所に上場する銘柄のうち、時価総額、流動性、浮動株比率等の基準を用いて選定した50銘柄で構成されています。指数の計算方法は、浮動株調整済時価総額加重平均方式です。1995年11月3日を基準日とし、その日の指数値を1000として、インドルピー建てで算出されています。
2.Nifty50の過去10年チャート
Nifty50は、2011年~2020年の過去10年間で、6177→13527と、約2.2倍になりました。

 つまり、10年間Nifty50に投資したら、100万円が220万円に増えたことになります。
    ただし、2020年はコロナの影響で、最大37.5%下落しました。
    リスクは高いものの、長期での投資にはおすすめです。
| 2011年 | -24.88%(最大下落率) | 
| 2012年 | +27.96% | 
| 2013年 | +6.50% | 
| 2014年 | +30.82%(最大上昇率) | 
| 2015年 | -4.04% | 
| 2016年 | +3.42% | 
| 2017年 | +28.28% | 
| 2018年 | +3.32% | 
| 2019年 | +12.13% | 
| 2020年 | +9.45% | 
3.Nifty50への投資にリスクはある?
Nifty50の株価は順調に上昇していますが、一番怖いのは、やはり株価の暴落です。
    2020年のコロナショックでは、Nifty50は最大37.5%下落しました。
    
    しかしながら、Nifty50がいつ暴落して、暴落した状態がいつまで続くかは、誰にも予想できません。
    でも、購入の仕方によっては、暴落リスクを軽減することは可能です。
Nifty50の暴落リスク対策
Nifty50の暴落リスクを回避する方法として有効なのが、時間分散による投資です。
    時間分散投資をすることで、暴落によるリスクを軽減することが可能です。
    
    コロナショックが始まる前の2020年1月を基準に、Nifty50を一括購入する場合と時間分散で購入する場合の平均取得レートを比較してみましょう。
- 一括購入:2020年1月に一括購入
 - 時間分散購入:2020年月から2020年12月まで、12回に分けて購入
 
この時のNifty50取得レートは以下の通りです。
- 一括購入:12202ポイント
 - 時間分散購入:11056ポイント
 
このように、時間分散購入により、Nifty50の暴落リスクはある程度回避可能です。
4.Nifty50への投資はCFD・ETF・投資信託のどれがベスト?
Nifty50に投資する手段は、CFD・ETF・投資信託の3つです。
CFDとは
為替や株式、株価指数、原油や金など様々な資産に投資することができる金融商品です。
    売買後の差損益額についてのみ取引する差金決済取引で、投資対象の売買に必要な証拠金(投資対象の1/5~1/20程度)を証券会社に収めておくだけで売買でき、取引期限はありません。
ETFとは
東京証券取引所などの金融商品取引所に上場している投資信託です。投資信託と違い、取引所に上場しているため、価格がリアルタイムで変動します。
投資信託(投信)とは
投資家から集めたお金を、運用のプロであるファンドマネージャーが株式や債券などに投資・運用し、その運用で得られた利益を投資家に還元する金融商品です。
CFD・ETF・投資信託を比較
CFD・ETF・投資信託がどう違うのか、表にまとめました。| 投資手段 | CFD | ETF | 投資信託 | 
| 取引期限 | 〇 なし  | 
        〇 なし  | 
        △ 商品による  | 
      
| 価格変動 | 〇 | 
        〇 リアルタイム  | 
        × 1日1回  | 
      
| 指値注文 | 〇 可能  | 
        〇 可能  | 
        × 不可能  | 
      
| 取引時間 | 〇 平日と祝日 ほぼ24時間  | 
        △ 平日のみ 9:00~11:30 12:30~15:00  | 
        〇 平日・土日祝日 (価格指定不可)  | 
      
| レバレッジ | 〇 最大10倍  | 
        × なし  | 
        × なし  | 
      
| 配当金 (分配金)  | 
        〇 あり  | 
        〇 あり  | 
        〇 あり  | 
      
| 信託報酬 (保有時手数料)  | 
        〇 なし  | 
        × あり  | 
        × あり  | 
      
| 最小取引額 | △ 109万円  | 
        〇 10万9000円  | 
        〇 1万円  | 
      
| 最低必要 証拠金  | 
        10万9000円 | - | - | 
| 購入に 必要な 手数料  | 
        〇 スプレッドのみ  | 
        × 売買手数料 信託報酬  | 
        × 売買手数料 信託報酬  | 
      
| 投資手段 | CFD | ETF | 投資信託 | 
CFDとETFの違い
大きな違いは取引時間・信託報酬有無・レバレッジ有無です。
    CFDは祝日も含めてほぼ24時間取引可能ですが、ETFは平日の限られた時間帯のみで取引します。
    また、CFDは保有中に管理会社から手数料を取られることはありませんが、ETFは保有中に信託報酬という名の手数料を取られ続けます。
    さらに、CFDはレバレッジ制度を利用することで、投資金の最大10倍まで取引可能ですが、ETFにはレバレッジ制度がなく、投資金の範囲内でのみしか取引できません。
CFDと投資信託の違い
大きな違いは注文方法・信託報酬有無・レバレッジ有無です。
    CFDは成行や指値で、価格を見ながら購入できますが、投資信託は価格を見ながらの購入はできません。
    また、CFDは保有中に管理会社から手数料を取られることはありませんが、投資信託はETFと同様に保有中に信託報酬という名の手数料を取られ続けます。
    また、CFDはレバレッジ制度を利用することで、投資金の最大10倍まで取引可能ですが、投資信託にはETFと同様レバレッジ制度がなく、投資金の範囲内でのみしか取引できません。
購入に必要な手数料
CFD・先物取引は売買の際に手数料がかかるだけです。
    一方、投資信託とETFは、保有中も信託報酬がかかり続けます。
    そこで、どのくらいかかるのか、詳しく調べました。
| 投資手段 | 利用会社 (銘柄名)  | 
         取引 手数料 (往復)  | 
        スプレッド | 信託報酬 (税込み)  | 
        価格調整額※ | 株価指数の 1倍あたり 合計手数料※  | 
    
| CFD | GMOクリック証券CFD (インドNIF)  | 
        無料 | 3ドル | 無料 | -1408円 | 1720円 | 
| ETF |  GMOクリック証券 (NEXT FUNDS インド株式指数 Nifty50連動型)  | 
        1160円 | 無料 | 1.045% | 無料 | 15842円 | 
| 投資信託 | 該当商品なし | - | - | - | - | - | 
※1ドル=104円とした場合の株価指数の1倍あたり合計手数料
    →株価指数を13510米ドルとして、株価指数の1倍(約140万円)を1年保有して売買した場合の合計手数料。
    ※価格調整額:CFDが参照するNifty50先物を期近から期先へ切り替えたことによって生じるCFDポジションの評価損益を調整するためのものです。
    
    ETFは、Nifty50株価に連動する唯一のETF、NEXT FUNDSインド株式指数Nifty50連動型(コード1678)を選択しました。
    
    投資信託は、Nifty50株価に連動する商品がありませんでした。
    
    1年間保有する場合の合計手数料を見る限り、CFDを利用するのが賢い選択です。
5.Nifty50をCFDで取引するメリット・デメリット
先ほどの比較表から、Nifty50(インド株価指数)をCFD取引するメリット・デメリットについて、表にまとめました。
| 投資商品 | メリット | デメリット | 
| CFD | ・保有中に信託報酬の発生なし ・少ない元手で大きな取引を可能 ・取引期限なし ・必要経費はスプレッドのみ ・売りから入れるため、 下落時も利益を出せる  | 
        ・最小取引額は投資信託・ETFより高い | 
Nifty50をCFDで取引するメリット・デメリット 結論
これらから、基本的にNifty50(インド株価指数)での取引がベストです。
6.Nifty50(インド株価指数)での取引の流れ
CFDが取引する市場は、投資家とCFD業者で行われます。
    一方、CFD業者は 投資家から引き受けたロットと同じロットの注文を、提携金融機関に対して出します。(カバー取引といいます)
    そのため、CFD業者が提示したレートで成り行き注文すれば、必ず売買が成立します。
    (株式投資だと投資家間で売買するため、注文数量が多いと売買が成立しない事があります。)
    では、GMOクリック証券CFDの取引画面で、Nifty50(インド株価指数)の取引の流れを紹介します。
    
    ログイン後、銘柄が表示されますので「インドNIF」をクリックします。

すると、下の注文画面が現れますので、
- 売買種別を選択(CFDは売りからでも入れます)
 - 指値・成行を選択
 - 取引数量を選択
 
したら、「確認画面へ」ボタンで購入を完了させます。

なお、私たち投資家が入金した証拠金は、金融商品取引法及び商品先物取引法等に基づいて、信託銀行に全額保管されています。
    そのため、もしGMOクリック証券CFDが倒産しても、預けた証拠金は全額戻ってきます。
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    ・Nifty50CFDの決済時に為替手数料が発生しません
    ・預けた証拠金は分別管理かつ全額信託保全で安心
    ・口座開設、口座維持料金とも0円で、口座開設にお金がかかりません
|  スプレッド (Nifty50)  | 
         最小取引単位 (Nifty50)  | 
         最大保有期間  (Nifty50)  | 
        最大レバレッジ  (Nifty50)  | 
        信託保全 分別管理  | 
        
| 3.0ドル | 株価指数の0.1倍 | 制限なし | 10倍 | あり(全額) | 
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